マルシェ出店で成果を出すコツ|準備・声かけ・ディスプレイの全体戦略

マルシェに出店しても「売れない原因」ちゃんと対策していますか?

「なんとなく出店して売れなかった…」

そんな作家さんに向けて、初出店の方でも成果を出すための準備・接客・ディスプレイ・販売戦略までを、分かりやすく紹介します。

マルシェ出店で成果を出すコツと準備リスト

❶ 出店前の準備で「売れるかどうか」が8割決まる

  • 什器とテーブルサイズの事前確認
    限られたスペースで魅力的に見せるために、テーブルと什器のサイズ感を事前にシミュレーションしましょう。
  • お釣り・値札・紙袋などの備品準備
    「買いやすさ」が売上に直結します。細かな備品まで丁寧に準備することが信頼感につながります。
  • 商品ジャンルを絞る
    雑多に置くよりも、「◯◯ならこのお店」と印象づけられる商品構成に。

❷ 目を引くディスプレイのコツ【マルシェで売れる陳列法】

  • 高さを出す
    全て平置きでは埋もれてしまいます。箱やスタンドを使って立体的に魅せましょう。
  • 世界観に合った色や布を選ぶ
    自分の商品に合うカラー布を敷く、什器の素材を世界観に合わせるなど、雰囲気づくりが大切。
  • 価格・説明POPの工夫
    「これ何だろう?」と足を止めてもらうためには、わかりやすい説明と魅力的なキャッチコピーが有効です。

❸ お客様が足を止める「声かけ」のポイント

  • 商品を手にとった人には迷わず話しかける
    「気になってくださって嬉しいです!」など自然な声かけが好印象。
  • 質問されそうなポイントを先回りして話す
    「これは洗っても色落ちしませんよ」など、安心感を与える情報を。
  • 無理に話しかけない
    声をかけること自体が目的ではなく、会話から関係性を築くのがゴールです。

❹ 「売れるブース」の共通点とは?

  • 「なんか楽しそう!」と感じさせる空気感がある
  • 商品ではなく「作家さん」を見て買いに来てくれる
  • 作家自身がブースの主役になっている(黙って立っているだけはNG)
  • 商品の良さよりも「誰が作ったか」で印象に残っている
  • 「私は○○な想いでこれを作っています」が伝わる店作り
  • 「売れてる=活気がある」が演出されている

↓のリール動画では、具体的な「人が集まるブース」についてわかりやすくお話してます。ポイントは賑わっているように見える工夫

➎ マルシェで8万円売る「販売作戦」とは

結論:安売りしてないのに「お得感」があること。

↓のリール動画では、「安売りせずにどうやってお得感を出しているのか?」を具体的に解説しています。

❻ やりがちな失敗と改善アイデア

  • NG行動:とにかく商品を全部並べてる
    → 人気商品を前面に出して、まずは興味を引くところから始めよう
  • NG:作家がスマホを見てる・うつむいてる
    → 自然な笑顔と挨拶だけがあるだけでも好印象ですよ
  • NG:説明POPがない
    → 「◯◯におすすめ」「素材のこだわり」などを大きく表示しよう

❼ 成功する作家に共通する3つの姿勢

  • 自分から楽しもうとする
  • お客様の立場で考えている
  • 反応を見て改善するクセがある

マルシェは売上だけでなく、お客様と直接出会える貴重な場です。
「どうしたらもっと喜んでもらえるか?」という視点を持つことで、売上もファンも自然と増えていきます。

❽ チェックリスト:出店当日の持ち物

  • □ お釣り・現金
  • □ 値札・POP・説明カード
  • □ 商品在庫(陳列用と予備)
  • □ テーブルクロス・什器・棚
  • □ 紙袋・梱包資材
  • □ 筆記具・メモ・電卓
  • □ SNS告知用のカード・QRコード

事前準備をしっかり整えておけば、当日も焦らず、楽しみながら出店できます。

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