「良い商品なのに、なぜか売れない…」
そんなときに、まず見直したいのが「商品の中身そのもの」です。
実は、多くの作家さんが「売れないのは発信のせい」と思いがちですが、そもそも商品自体が売れやすい状態に設計されているかが非常に大切です。
目次
売れるハンドメイド商品の作り方|ファンがつく3つの設計ポイント
❶ まずは「売れる商品」の共通点を知る

売れている作家さんたちの商品には、次のような共通点があります。
- 誰が見ても「この人っぽい」と感じられる商品ラインナップ
- 写真、ラッピング、SNS投稿まで世界観に一貫性がある
- 商品の魅力だけでなく、作家本人の想いや背景が伝わる

ただ「クオリティが高い」だけでは不十分。
届けたい相手にしっかりと想いが伝わるかどうかが鍵になります。
❷なぜ世界観が売上に直結するの?

なぜ世界観が売上に直結するか?それは、
人は「どこで買いたいか?」「誰から買いたいか?」を無意識に重視しているからです。

たとえば、まったく同じものを売っている2つのドーナツ屋があるとして、
一方は「このドーナツが好きで好きで仕方がない」という気持ちが伝わってくるInstagramを運用している。

もう一方は、「美味しいですよ」とドーナツの写真だけを投稿している。
さて、あなたならどちらから買いたいと思いますか?
ハンドメイドも同じです。
単なる商品のスペックだけでなく、
その裏にある想いや雰囲気=世界観に惹かれて人は買うのです。
❸ 商品づくりでブレない「軸」の作り方

① 自分の価値観を言語化する
他人の価値観に合わせて商品を作るのではなく、「私はこれが好き‼」という自分の価値観を明確にする。
そうすれば、「なぜその商品を作るのか」「どんな人に買ってほしいのか」が言語化されます。商品づくりに迷うこともなく、ファンもつきやすくなります。
② ターゲットを明確にする
「誰に届けたいか?」が明確になると、その人にとって本当に必要な
・デザイン
・色合い
・サイズや使いやすさ
などが自然と定まり、商品開発の迷いも減ります。
③ 一貫性のある世界観を演出する
商品、ラッピング、写真、説明文、すべてが「あなたらしさ」を感じるように設計します。
「多くの人がこうやってるから私もこうする」ではなく、あなたの価値観が表現されて初めて、心から共感される商品になります。

世界観とは、「自分自身」を表現すること。それが商品にも宿るんです!
❹ 世界観で成功している作家の事例
色づかいやモデル写真の雰囲気まで徹底的に統一され、世界観に惹かれてリピーターが増加
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💡 もっと深く学びたい方へ

「自分の世界観がブレてしまう」「自分の商品に自信が持てない」…そんなときは、プロに相談して方向性を整理するのがおすすめです。
このページでは、売れるハンドメイド商品に必要な「設計の考え方」を初心者にもわかりやすく紹介します。