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販売の本質

【STEP①】ハンドメイド作家が最初につまずく「メルカリ思考」

販売において、作家が最初にぶつかる壁があります。それは、スキルでも、知識でも、ノウハウでもありません。

「思い込み」です。

特に、多くのハンドメイド作家が無意識に抱えている、次の 2つの思い込み が活動の足を引っ張っています。

  1. 出品したら売れると思い込んでいる

  2. お客に「見られている」と思い込んでいる

あらしま先生

このステップ①では、まずこの前提を丁寧に壊していきます。

思い込み①「出品すれば売れるだろう」

「メルカリで出品したら、すぐ売れた」

そんな体験をしたことのある作家さんは、多いかもしれません。

  • 写真を撮って

  • 簡単な説明文を書いて

  • 何となく出品してみた

それだけなのに、数時間後には「売れました」の通知が届いた。
この体験は、一度でも味わうと強烈に記憶に残ります。

「あれ? 意外と簡単かも」
「出せば誰かが買ってくれるんだ」
「いい商品なら売れるはず」

このとき、心のどこかにこうした「成功の感覚」がインストールされてしまいます。

でも実は、この体験こそがハンドメイド作家にとって「一番やっかいな落とし穴」なのです。

これは、メルカリという仕組みの中でだけ通用した前提です。

ミンネでは通用しません。

なぜなら、メルカリで売れる理由と、ミンネで売れる理由は、まったく違うからです。

メルカリは「検索」で買う場所

メルカリで商品が売れるのは、買い手がすでに「欲しいもの」を決めているからです。

たとえば、

  • ナイキのスニーカーが欲しい

  • iPhone13のケースを探している

  • マリメッコのエコバッグが欲しい

こうした明確な目的があって、商品名で検索して条件の良いものを選んで買う。

だからこのメルカリの世界では、

作り手の想い / ストーリー / 世界観

これらは、ほとんど必要ありません。

だから、「商品を出すだけで売れる」ことがあるのです。

ミンネは「ウィンドウショッピング」の世界

一方、ミンネはまったく違います。

ミンネに来るお客は、

  • 何が欲しいか決まっていない

  • なんとなく眺めている

  • 雰囲気が好きなものを探している

いわば、ネット上のウィンドウショッピングです。

しかも画面には、似たような商品が何十個も一覧で表示されています。

だからミンネでは「選ばれる理由」が必要

ミンネでは、「出品しただけ」「写真がきれい」「商品が素敵」

それだけでは足りません。

  • 他とどこが違うのか

  • 誰のための商品か

これらがが伝わって初めて、選択肢に入ります。

つまりミンネは、「売る場所」ではなく「選ばれる場所」ということです。

思い込み②「お客は見てくれている」

もう一つ、多くの作家が抱えている思い込みがあります。

  • 投稿すれば見てくれる

  • 説明文は読んでくれる

  • 宣伝すれば反応してくれる

でも、現実はどうでしょうか。

あらしま先生

自分の行動を思い出してください

ポストに入ったチラシ、全部読みますか?

フォローしているアカウント、毎回ちゃんと読みますか?

ネット通販の商品説明、隅々まで読みますか?

…読まないですよね。

あなたがやっている行動を、お客もしている。
これが本質です。

お客は、あなたが思っているほどあなたを見ていない

これは、厳しいですが事実です。

  • 忙しい

  • 興味がなければ見ない

  • 比較だけしてスルー

  • 刺さらなければ一瞬で離脱

この前提を理解せずに、

「行動しているのに売れない」
「頑張っているのに反応がない」

と悩んでしまう。

この思い込みを捨てることが、販売のスタートライン

販売がうまくいかない人ほど、

「自分が行動すれば、お客も動いてくれる」

という前提で動いています。

でも現実は違う。

だからこそ必要なのは、

  • 見てもらう工夫

  • 興味を引く設計

  • スルーされない導線

ここを考えることです。

結論

ハンドメイド販売で最初に学ぶべきなのは、売り方のテクニックでも、SNSの攻略法でもありません。

「お客は、あなたの投稿をほとんど見ていない」
「メルカリとミンネは、まったく別の世界」

この前提を理解すること。

ここが整った瞬間、すべてが変わり始めます。

次のSTEP②では、
「なぜ販売を学ぶとモヤモヤするのか?」
その正体=「ズレ」を言語化していきます。

あらしまともき

マーケティング・集客の専門家。約10年間のカフェ経営、ネットビジネスなどの経験から、人やモノの魅力をどのように伝えていくか?どうやって選ばれる人になるか?を、写真と文章を使って伝える方法を教えています。

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