多くのハンドメイド作家が感じている「自分の商品は悩み解決じゃないんだけど…」という疑問に対し、そのモヤモヤを解決する方法をお伝えします。
- なぜ「お悩み解決」に違和感を感じてしまうのか?
- お悩み解決が響かない理由と、その限界
- 「悩み」ではなく「違和感」を起点にした発信の考え方
- 自分の商品に込めた想いを、どう言語化すれば共感されるか?
「お悩み解決」に無理やり当てはめるのは、もうやめましょう。
あなたの中にある「ちょっとした違和感」こそが、発信のヒントになります。

では、詳しく見ていきましょう。
目次
「お悩み解決」を強制されて苦しくなる作家たち
インスタ発信している、「多くのコンサルタントさん」はこう言います。
「誰のどんな悩みを解決できるのかを明確にしましょう」
つまり、売れるようになるためには、「お悩み解決のための商品であることを伝えよう」ということ。
それは、世の中で売られている商品の多くは、誰かのお悩みを解決する商品だからです。
だけど、それを聞いた作家たちは、どこかモヤモヤしています。
なぜなら、自分が作っている商品は、誰かのお悩み解決のために作ったものではないから。
- ただ、かわいいものを作っているだけ
- ただ、これを作りたかった
特にファッションや雑貨など、
「かわいい」
「ときめく」
といった感性ベースの商品を扱う作家さんにとって、「お悩み解決」という売り方に違和感を覚えるのは当然です。
無理やり寄せた「お悩み解決」の違和感
多くの作家さんが、こんな風に「無理やり」悩みに寄せてしまってます。
僕はこういう伝え方をしている作家さんを見ると、いつも思うんです。
これで本当に人の心を動かせるんだろうか?
僕はNOだと思います。
なぜなら、悩みの深さが足りないから。
人の心が動く「悩み」は、もっと深い
そもそも、なぜお悩み解決のための商品が売れやすいのか?
それは、、、
人がモノを買う理由は、「今抱えている問題を解決したいから」です。
そして、その抱えている問題が、深刻であればあるほど、今すぐ解決したいと思う。
例えば、、、
こうした深い悩みこそが、「今すぐ何とかしたい」という、行動に移す力を持っています。だからこそ、ダイエット、美容、副業のようなジャンルは売れやすい。
一方、、、
どんなに、「私の商品は○○を解決できますよ」と伝えたところで、それが、「そこまで深刻じゃない」悩みであれば、共感も反応も得られません。
「違和感」を解決するという視点を持つ

もしあなたの商品が、「お悩み解決商品ではない」なら、こう考えてみて下さい。
お悩み解決ではなく、違和感を解決するという視点を持つ。
違和感解決とは?
- 「なぜ、こういう商品って世の中にないのか?」という疑問。
- 「私はこういうのが欲しいのに、市販にはない」という不満。
- 「自分だったらこうするのに」という怒り。
これらが出発点であるなら、あなたは「違和感を解決する人」です。
あなたの作った商品は、そうした世の中の「ちょっとした不満」や「モヤモヤ」に対する解答かもしれません。
つまり、こう言えるようになる
「市販にこういうのないよね。だから作った。」
この言葉が持つ力は、とても強いです。なぜなら、その「違和感」に共感する人は確実にいるからです。
「そうそう!私もずっと同じこと思ってた!」
「こんなの作ってくれる人、待ってた!」
だから、あなたは、ひたすら言い続ければいい。
- 「なんでこういうのって売ってないの?」
- 「もっとこうすれば、喜ぶ人はたくさんいるのに」
- 「だから私は、これを作る事にしたの!」

これがあなたの発信の軸になっていきます。
もう無理に「悩み」に寄せなくていい!違和感から生まれた商品は、語る言葉を持っています!
【事例】自分が着たいスウェットが、どこにも売っていなかった。

市販のスウェットって、どうしてこうも「しっくりこない」のだろう。
デザインは好き。でも、形がいまいち。
なんで、もっと「身幅が広くて、着丈が短い」シルエットがないの?

だったら、自分で作ろう。
だったら、自分の好きな形に、自分の描いたイラストをプリントしよう。
そうしてできあがったのが、このスウェットです。
誰かのためではなく、過去の自分のために作った服。

だからこそ、伝えるときも無理に「誰かの悩みに刺さる言葉」を探す必要はありません。
「あのとき、こんなのが欲しかったんだよね」
という過去の自分に向けて、ただその想いを発信すればいい。
それはきっと、あなたと同じように感じていた「まだ見ぬ誰か」の心に届きます。
ターゲットは「自分自身」

ここまで読んで、「違和感解決」で商品を売るという発想──どう思いましたか?
実は、「違和感解決」という視点を持つと、今までしっくりこなかった「ターゲット設定」についてのモヤモヤが晴れることにもなります。
多くの作家が「お悩み解決じゃない商品を作っている」ことから、従来の「ターゲット設定しましょう」のアドバイスにモヤモヤしてます。
そのモヤモヤの正体は、作家自身が「誰かのために作った」のではなく「自分が作りたいものを作った」ことにあります。
でもここで、「お悩み解決」から、「違和感解決」という視点に立つと、ターゲットは「自分自身」であると気づけるはずです。
つまり、あなたのターゲットは、
違和感を抱えていた「過去の自分」であり、違和感を抱えている「今の自分」です。
これこそがターゲットの本質であり、その自分に向けて作った商品こそが強く刺さるのです。
つまり、あなたはもう、誰かの悩みを探す必要はなく、「自分がなぜそれを作ったのか?」という原点に立ち返り、発信していけばいいんです!
結論
「悩み解決」で苦しくなるなら、「違和感解決」という視点を持ちましょう。
作った商品には、あなた自身の不満やこだわりが宿っています。
そしてそれに共感してくれる人が、あなたのファンになっていきます。
だから、
- 無理に悩みに寄せなくていい
- 違和感に向き合って発信していけばいい
発信とは、自分の違和感を共有すること。

その違和感に共鳴してくれる人が、きっとあなたのお客様になります。







