「お悩み解決じゃないとダメなの?」とモヤモヤする作家さんへ

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あらしまともき
マーケティング・集客の専門家。約10年間のカフェ経営、ネットビジネスなどの経験から、人やモノの魅力をどのように伝えていくか?どうやって選ばれる人になるか?を、写真と文章を使って伝える方法を教えています。
  • 本記事のテーマ

多くのハンドメイド作家が感じている「自分の商品は悩み解決じゃないんだけど…」という疑問に対し、そのモヤモヤを解決する方法をお伝えします。

  • この記事を読むとわかること
  • なぜ「お悩み解決」に違和感を感じてしまうのか?
  • お悩み解決が響かない理由と、その限界
  • 「悩み」ではなく「違和感」を起点にした発信の考え方
  • 自分の商品に込めた想いを、どう言語化すれば共感されるか?

「お悩み解決」に無理やり当てはめるのは、もうやめましょう。
あなたの中にある「ちょっとした違和感」こそが、発信のヒントになります。

では、詳しく見ていきましょう。

「お悩み解決」を強制されて苦しくなる作家たち

インスタ発信している、「多くのコンサルタントさん」はこう言います。

「誰のどんな悩みを解決できるのかを明確にしましょう」

つまり、売れるようになるためには、「お悩み解決のための商品であることを伝えよう」ということ。

それは、世の中で売られている商品の多くは、誰かのお悩みを解決する商品だからです。

  • 雨に濡れたくない → 傘を買う
  • 移動時間を短縮したい → 自転車を買う
  • 日焼けしたくない → 帽子を買う

だけど、それを聞いた作家たちは、どこかモヤモヤしています。

なぜなら、自分が作っている商品は、誰かのお悩み解決のために作ったものではないから。

  • ただ、かわいいものを作っているだけ
  • ただ、これを作りたかった

特にファッションや雑貨など、

「かわいい」

「ときめく」

といった感性ベースの商品を扱う作家さんにとって、「お悩み解決」という売り方に違和感を覚えるのは当然です。

無理やり寄せた「お悩み解決」の違和感

多くの作家さんが、こんな風に「無理やり」悩みに寄せてしまってます。

  • 【悩み】子育て中でもオシャレを諦めたくない
  • 【悩み】バッグの中でモノがバラバラになる

僕はこういう伝え方をしている作家さんを見ると、いつも思うんです。

これで本当に人の心を動かせるんだろうか?

僕はNOだと思います。

なぜなら、悩みの深さが足りないから。

人の心が動く「悩み」は、もっと深い

そもそも、なぜお悩み解決のための商品が売れやすいのか?

それは、、、

人がモノを買う理由は、「今抱えている問題を解決したいから」です。

そして、その抱えている問題が、深刻であればあるほど、今すぐ解決したいと思う。

例えば、、、

  • 痛みから逃れたい
  • 恥をかきたくない
  • 他人の目が気になる
  • 将来が不安

こうした深い悩みこそが、「今すぐ何とかしたい」という、行動に移す力を持っています。だからこそ、ダイエット、美容、副業のようなジャンルは売れやすい。

一方、、、

どんなに、「私の商品は○○を解決できますよ」と伝えたところで、それが、「そこまで深刻じゃない」悩みであれば、共感も反応も得られません

違和感」を解決するという視点を持つ

もしあなたの商品が、「お悩み解決商品ではない」なら、こう考えてみて下さい。

お悩み解決ではなく、違和感を解決するという視点を持つ。

違和感解決とは?

  • 「なぜ、こういう商品って世の中にないのか?」という疑問。
  • 「私はこういうのが欲しいのに、市販にはない」という不満。
  • 「自分だったらこうするのに」という怒り。

これらが出発点であるなら、あなたは「違和感を解決する人」です。

あなたの作った商品は、そうした世の中の「ちょっとした不満」や「モヤモヤ」に対する解答かもしれません。

つまり、こう言えるようになる

「市販にこういうのないよね。だから作った。」

この言葉が持つ力は、とても強いです。なぜなら、その「違和感」に共感する人は確実にいるからです。

「そうそう!私もずっと同じこと思ってた!」

「こんなの作ってくれる人、待ってた!」

だから、あなたは、ひたすら言い続ければいい。

  • 「なんでこういうのって売ってないの?」
  • 「もっとこうすれば、喜ぶ人はたくさんいるのに」
  • 「だから私は、これを作る事にしたの!」

これがあなたの発信の軸になっていきます。

もう無理に「悩み」に寄せなくていい!違和感から生まれた商品は、語る言葉を持っています!

【事例】自分が着たいスウェットが、どこにも売っていなかった。

市販のスウェットって、どうしてこうも「しっくりこない」のだろう。

デザインは好き。でも、形がいまいち。
なんで、もっと「身幅が広くて、着丈が短い」シルエットがないの?

だったら、自分で作ろう。
だったら、自分の好きな形に、自分の描いたイラストをプリントしよう。

そうしてできあがったのが、このスウェットです。

誰かのためではなく、過去の自分のために作った服。

だからこそ、伝えるときも無理に「誰かの悩みに刺さる言葉」を探す必要はありません。

「あのとき、こんなのが欲しかったんだよね」

という過去の自分に向けて、ただその想いを発信すればいい。

それはきっと、あなたと同じように感じていた「まだ見ぬ誰か」の心に届きます。

ターゲットは「自分自身」

ここまで読んで、「違和感解決」で商品を売るという発想──どう思いましたか?

実は、「違和感解決」という視点を持つと、今までしっくりこなかった「ターゲット設定」についてのモヤモヤが晴れることにもなります。

多くの作家が「お悩み解決じゃない商品を作っている」ことから、従来の「ターゲット設定しましょう」のアドバイスにモヤモヤしてます。

そのモヤモヤの正体は、作家自身が「誰かのために作った」のではなく「自分が作りたいものを作った」ことにあります。

でもここで、「お悩み解決」から、「違和感解決」という視点に立つと、ターゲットは「自分自身」であると気づけるはずです。

つまり、あなたのターゲットは、

違和感を抱えていた「過去の自分」であり、違和感を抱えている「今の自分」です。

これこそがターゲットの本質であり、その自分に向けて作った商品こそが強く刺さるのです。

つまり、あなたはもう、誰かの悩みを探す必要はなく、「自分がなぜそれを作ったのか?」という原点に立ち返り、発信していけばいいんです!

結論

「悩み解決」で苦しくなるなら、「違和感解決」という視点を持ちましょう。

作った商品には、あなた自身の不満やこだわりが宿っています。

そしてそれに共感してくれる人が、あなたのファンになっていきます。

だから、

  • 無理に悩みに寄せなくていい
  • 違和感に向き合って発信していけばいい

発信とは、自分の違和感を共有すること

その違和感に共鳴してくれる人が、きっとあなたのお客様になります。