教材紹介ブログ②

「かわいい」だけでは、売れない理由。そして、多くのハンドメイド作家が“間違った努力”を続けてしまう本当の原因。

ハンドメイド作家さんに伝えたいことがあります。

多くの作家さんが、「ハンドメイド販売をうまくやりたい」という気持ちで頭がいっぱいになっています。

  • ターゲットはいない
  • 誰でもいいから買ってほしい
  • コンセプトなんてない
  • ただ「自分がかわいいと思ったもの」を作っている

それ自体は、悪いことではありません。むしろ、最初はそれでいい。
「好きなものを作る」ことはハンドメイドの原点だからです。

でも、たくさんの人に「売りたい」と思った瞬間から、多くの人が迷走を始めます。

SNSやネットで見かけるアドバイス―


「ターゲットを決めましょう」
「コンセプトを作りましょう」

そういった言葉を信じて、とりあえずそれっぽく決めてみる。でも、売れない。「自分には合っていないのかも」と思い、また別のノウハウを探す。

気づけばずっと「正解探し」を繰り返している。

でも本当に必要なのは、「ハンドメイド販売のテクニック」ではありません。

一度、「ハンドメイド販売」という枠を外して考えてみてください。

「そもそも、モノを売るとはどういうことか?」

この原点に立ち返ること。
そこに、あなたの悩みを解く答えがすべてあります。

なぜターゲットが必要なのか。
なぜコンセプトが大事なのか。

それは、「モノを売る」という行為そのものの中に理由があります。ハンドメイド販売という狭い世界の中だけで考えていると、努力の方向を間違えたまま進んでしまう。

間違った努力とは

  • ターゲットがいない、もしくは意味のない“あとづけ”ターゲット
  • 商品に他との違いがない
  • インスタで発信しても、魅力を言葉で伝えられない

この状態のまま続けても、残念ながら何も変わりません。

なぜそうなるのか?
それは、「モノを売るとは何か」を理解していないから。

モノを売るとは、「お客さんが欲しいと思う理由をつくること」。
そこにターゲットもコンセプトも必要になる。

だからこそ、ハンドメイドという世界を一度離れて、「売る」という本質を学んでほしい。

ハンドメイドの中だけで考えていると、かわいいしか基準がなくなってしまう。

「かわいい」だけでは、売れない。

この現実を理解することこそ、ハンドメイド販売で成功するための、いちばん最初のスタート地点なのです。

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